「小池百合子、前原誠司の失脚の裏に米国政府
在米日本大使館の内部文書入手」
という記事が、週刊朝日の加筆記事として
「AERA dot.」に紹介されていました。
「小池百合子、前原誠司の失脚の裏に米国政府在米日本大使館の内部文書入手」
まずは自民大勝の選挙結果について。
ラッセル国務次官補(当時)をはじめとする
米国政策当局者が日本の親米派の政治家に接触、
彼らを安全保障に関する論客として育成、
そして、「結果として米国にとって
最も都合のよい安倍政権の大勝となった」
という孫崎享氏の言葉を紹介している。
この育成云々はともかくとして、
総選挙後、在米日本大使館がまとめた内部文書では、
「改憲勢力が発議可能な3分の2を確保した総選挙結果は
米国には大歓迎の状況だ。むしろ米国が意図して作り上げたとみていい」
と書かれているという。
なぜなら、米国民は朝鮮半島有事に関心がないから。
「日本や韓国が(軍事)負担を負うことが確実にならない限り、
米国は軍事行動に踏み切れないのではないか」
と内部文書では本音をポロリ。
要するにアメリカは、日本に戦争させたい。
そのために安倍政権は都合がいい。
だって何でも言うこと聞くから。
トランプ大統領にすり寄り、卑屈なまでにご機嫌を伺い、
それが「おもてなし」だと思っている安倍首相は、
あまりにもみっともなかった。
国際政治って「仲良しごっこ」をやってりゃ済むのか?
トランプジャイアンにかわいがってもらった
安倍スネオはすっかり強気の姿勢を見せている。
記事によると、
モリカケ問題をさっさと片付け、18年中に国会で改憲発議、
19年春には消費増税先送り表明、7月には参院選と同日の
改憲国民投票のシナリオを描いているという。
本当に憲法の議論を急がなきゃなりません!
しかも9条3項の自衛隊明記の加憲案に、
「国際平和に貢献するために」って入れたいんだって。
めまいがする。
「もはやどの国も、一国のみで平和を守ることは
できない。これは世界の共通認識だ」
安倍政権は、積極的平和主義を謳い、
集団的自衛権を行使できるようにするために、
この言葉を繰り返し使ってきた。
安倍首相のみならず、統幕長も使っていたし、
先日ある行事に参加したら、外務省の役人もいまだに
この言葉をそのままスピーチで使っていた。
いや、だから、まず個別的自衛権が行使できる体制を
きちんと作りましょうよ。
いくら永田町や霞が関で美しい言葉を並べても何の意味もない。
様々な制限があり、手足を縛られた状態で自衛隊員に戦え、などと、
まともな神経の持ち主なら言えない。
無駄に死ねって言っているようなものだ。
歴史から何も学んでいない。
それとも誰かが死ななきゃ、気が付かない?